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センターからのメッセージ


 東日本大震災約3週間後に設置した「みやぎ・仙台未来づくりプロジェクト」を発展的に解消する形で、平成23年6月28日に設置された宮城教育大学教育復興支援センターは、平成28年4月1日付で宮城教育大学附属防災教育未来づくり総合研究センターが設置されたことに伴い廃止されました。5年間にわたり同センターの活動にご支援ご協力いただき、誠にありがとうございました。 新センターの情報については、新たなホームページを開設して随時更新していきます。


ご挨拶

この度の東日本大震災により犠牲になられた方々のご冥福をお祈りいたしますとともに、被災を受けられました皆さまに対しまして、心からお見舞いを申し上げます。

宮城教育大学は「教育復興支援センター」を設置し、宮城県の教育復興及び発展を目指すとともに地域に密着した教員養成実践教育を行いたいと考えております。

被災した児童生徒の学力低下、心的ストレス等教育的問題や被災地の教育環境課題は短期間で解決されるものではなく、復旧復興の過程において個々の問題の内容が変化し続けながら生じるものです。
このため、宮城教育大学教育復興支援センターでは、被災地域における教育問題の実態把握と分析、学校教育問題に関する研究等を実施し、宮城県教育委員会及び仙台市教育委員会との連携のもと、県内の国公私立大学及び国立教員養成系大学・学部と連携・協働しながら、被災地の学校のニーズを的確に押さえた教育的支援を中長期的に提供します。
これらの教育的支援や研究活動は県内の教育現場の復興に大きく貢献するとともに、今後の教育復興モデルの方策や再構築の検証に資するものと確信しています。

また、将来教員を志望する学生が、被災地域の教育的支援活動を通して「教育実践力」を磨くとともに、人の役に立つことができたと自信を得たり、時に無力感を感じたりするその経験こそ、豊かな「人間力」を培うものとなると期待しています。

宮城教育大学教育復興支援センター長
連携担当理事・副学長  中井 滋