熊本地震被災地への支援活動について(宮城教育大学生向け留意事項)


平成28年4月26日時点の情報
国立大学法人宮城教育大学
平成28年熊本地震復興支援本部



 このたびの平成28年熊本地震災害で被災された方々にお見舞い申し上げます。

 宮城教育大学では、東日本大震災以降、教育復興支援センターを通じて、東日本大震災被災地の復旧・復興のため学生ボランティアの派遣を実施してきました。こうしたボランティア活動は九州在住の大学生を含む全国の大学生の協力を得て、現在まで続けられています。
 大学生など若い人々の力や創意は、被災地の復旧・復興において不可欠であり、本学の学生のなかには被災地熊本・大分の人々からいただいた支援への「恩返し」という意味も込めて、熊本地震の被災地を支援したい思いをもった学生もいることでしょう。宮城教育大学は「平成28年熊本地震復興支援本部」を設置して、こうした学生の活動も支援していく方針です。

 いっぽう、現時点でも、行方不明者の捜索・救助が行われている段階ですので、支援のあり方を十分見極めた上で行動してください。そして、今後、支援活動に従事予定の学生におかれては、各自下記の点に留意して下さい。


・平成28年4月 26日時点で、行方不明者の捜索が続けられており、また余震も収束していない状況です。

・災害発生直後は、人命救助が最優先されます。被災地でのボランティア受け入れの体制が整ってから活動してください。拙速な「支援」行為は、かえって負担や迷惑となり、被災地における更なる混乱を来す一因となります。

・ボランティア活動を行う前に、ボランティア活動保険に加入する等も含めた自らの安全管理体制の確保につとめて下さい。

・本学を通じて、東日本大震災被災地での学校支援ボランティア活動に従事するために学生が任意で加入している保険は、熊本地震の支援活動における事故においても原則カバーされることを確認しています。

・災害発生直後の被災地では、危険な場所が多く存在します。現地の行政機関、警察、消防などの指示を厳守するとともに、災害情報の収集につとめ、危険地域には絶対に立ち入らないで下さい。

・不明な点・不安な点等があれば、「宮城教育大学平成28年熊本地震復興支援本部」(附属防災教育未来づくり総合研究センター内)まで相談して下さい。

・学生の皆さんの支援活動についての情報を、「宮城教育大学平成28年熊本地震復興支援本部」までお寄せ下さい(このホームページ上などで情報共有します)。

・熊本地震の被災地へボランティアに出向く場合の、大学への届け出については、追ってお知らせしますので、今後の情報に注意してください。

(以上)


問い合せ先
防災教育未来づくり総合研究センター
メールアドレス fukkou◎adm.miyakyo-u.ac.jp(◎⇒@)
Tel 022-214-3296




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